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迷い犬、迷い猫を捜している張り紙を街でよく見かけませんか?

現在、日本では、オーナーの元に戻る迷い犬は
全体の10%ぐらいにすぎないそうです。

一般的に犬の鑑札は首輪につけることが多いので、
首輪をはずしていまうと身元がわからなくなってしまいますが、
どんな時にも飼い主をはっきりさせておくことは人間の責任ではないでしょうか。

最近日本でも少しずつ普及し始めたマイクロチップとは、
ペットの体に埋め込まれた小さな(長さ約11ミリ、直径2ミリ)カプセルに
記録されたID番号をデータベースに照会することで、
誰とどこに住んでいる犬や猫かといった情報を
短時間で調べることができる電子標識です。

犬や猫のほか、野生動物の観察にも用いられ、
現在、ヨーロッパ諸国、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどで
450万頭以上の動物に使われています。

また、フランスやシンガポールなどでは法律で義務化されるなど、
海外ではマイクロチップが広く普及しており、盗難や捨て犬防止、
迷子時の身元確認などに役立っています。

わが国では、この6月以降、狂犬病防止策の強化により、
イギリス、オーストラリアなどを除く大半の国から帰国する犬や猫に
マイクロチップを埋め込むことが義務化されます。

しかし、現実はマイクロチップの入手すら困難な国もあり、
このままではペットを連れて帰れない人も続出しそうな気配です。

そもそもマイクロチップとは「動物を愛する気持ち」に基づいて生まれたもの。
諸外国では、その精神がしっかり受け継がれてきたからこそ、
ここまで普及したのです。

マイクロチップそのものがまだ根付いていない日本において、
人間の都合だけで導入されるこの制度に疑問を感じます。

今一度「ペットは人間の大切なパートナーであること」を踏まえて、
じっくり考えてみるべきではないでしょうか。