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おうちのわんちゃんと目があって、とっても幸せな気持ちになる瞬間ってありますよね!
 
そんな時、「いま、この子と心が通じ合った感じがするなあ、きっとこの子も幸せに感じているんじゃないかなあ」と考えます。
 

 
実はこれ、決してわたしたちの思い込みではなく、実際に論文で証明されていることなんですって。
 
論文中で行われた実験では、犬とその飼い主がふれあうときにアイコンタクトをたくさんとると、犬と飼い主両方のおしっこに含まれる幸せホルモン・オキシトシンの濃度が増加したのだそうです。
対してアイコンタクトをあまりとらない犬とその飼い主のペアでは、オキシトシン濃度の大きな増加は見られなかったそうです。
 
要するに、わんちゃんとたくさん目が合うご家庭は、飼い主のほうだけではなくワンちゃんのほうも大きな幸せを感じているということになるんですね。
 
ただし、犬って興味深くて、信頼関係が築けていない人に目を見つめられると、かえって不安や恐怖を増強するといわれています。
なのでわたしは、動物病院に来てドキドキしている子たちの目をあまり見すぎないようにしています。
来院する皆さん可愛くてしょうがないのでついお顔を見たくなってしまうのですが、少しでも心穏やかに過ごしてもらうのが最優先なので^^;
 
その分、飼い主さま方にはお家でたくさんアイコンタクトをして、幸せな気持ちをわんちゃんとたくさん共有してほしいなと思います!
今日ご紹介したアイコンタクトとオキシトシンの論文は出典を載せておきますので、ご興味のある方は是非読んでみてくださいね。
  
獣医師 安部
 
 
【参考文献】
菊水健史(2017), 「オキシトシンによるヒトとイヌの関係性」, 『The Japanese Journal of Animal Psychology』, 67, 1, 19-27
2019年08月30日 22:44 | 未分類 | コメント:0 | トラックバック:0 | Top↑